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きゅりあんホール(東京大井町駅前)

 約1年半ぶりのコンサート、それも加藤さんと一緒と言うのは夢のような話でした。こうやってDUOを続けられるのは素晴らしい事ですね。お互いが互いを必要としていて刺激し合える間柄だからと思いました。当日は午後からあいにくの小雨、しかし駅のまん前のホールは、私にとっても初めての場所でした。平日の午後だったため、親しい友人と共に楽しむチャンスにはなりませんでしたが、小ホールに一杯の方が集まってくれました。

 座った席は前から3列目、川村さんの目の前でした。しかし前半を聴いてから、「どうも音が小さい、響かない」と思いましたので、後半のクロイツェルは2階席右側に移動してみました。さすがにバイオリンの音は、竿方向の上向きに飛ぶと言われる通り、良い音で楽しむ事ができました。川村さんの衣装はオレンジ系統の色、そして銀色のシューズが引き立っていました。
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曲はクライスラーのお馴染みの小品から始まり、ファリアのスペイン民謡曲が続きました。一時期、スペインとの間を往復された期間があり、その思い入れがあったのでしょう。3曲の中に、「ナナ」と言う名前の曲が入っていたのも、なかなかセンスがあるなと思いました。圧巻は、ドビュッシーのソナタだと思いました。この曲は多くの演奏家がCDを出していますし、私もいくつか持っているのですが、本日の演奏はとても味わい深く、また力強い雰囲気を醸し出していました。

 休息のあとにクロイツェルソナタ、これはサンメディアの演奏を思い出させるものでした。ひとまわり大きくなった川村さんの演奏、舞台の上の方からじっと聴いて(見て)いましたら、彼女の少女時代を見ているような錯覚にとらわれました。もちろんそのころの事は知らないのですが、一生懸命弾いている姿には感慨深いものが感じられました。

 アンコールには、ナンとチゴイネルワイゼンも含まれていました。これだけでもプログラムのひとつになるような大曲を、堂々と弾きこなしていました。「中国の太鼓」と言い、親しみのあるものから味わいのある曲まで、大変豪華な選曲だったと思います。

 演奏が終ってから、恐る恐る楽屋の方に行きましたら、賑やかな話し声が聞こえてきました。やはり、今回のホールには少し、てこずったそうです。とにかく大きな音を出したいと頑張ったようです(本人いわく、「この太い腕で」一同大笑いでした)。お母様の話では、ブリュッセルに発つのは 19日とのこと、今回の帰国は旦那さまと一緒なのかどうか分かりませんでしたが、それまでに大いに日本の生活を味わってください。

※神戸&東京の演奏会パンフです。
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by nanaviolin | 2004-04-14 15:00 | きゅりあんホール